このところ世間を騒がせている電気代高騰。
契約している電力会社にもよるが、おおよそ2~ 3割の値上げがされているよう。
12月分の請求が6万5千円。
本当に2~3割の値上げですか…
因みに我が家はオール電化ではない。
暖房は主に石油ストーブを使っているのでこの他に灯油代がかかっ ている。
最近は20Lタンク3本が10日ほどでなくなるので、
お湯はガスなのでガス代もプラスで月1万くらい。
さらっと書いていて今気づいたが、光熱費で月10万円近く行っている。
水道代(こちらも約1万円)も加えたらしっかり10万円越え。
今は電気代は同居の父が払ってくれているが、
数年後には家をでる予定なのでこの負担がいずれ自分にかかってく る。
このままではヤバい!
対策をした
電気代を抑えるには、 熱をコントロールする家電の使用を見直すのがよい。
熱を発生させるドライヤーやヒーターなどは消費電力が高いという のは何となくイメージがつくであろう。
また、熱をマイナス方向にコントロールするものも電気を喰う。
例えば冷蔵庫やエアコンの冷房なども電気を多く消費する。
今は冬の時期なので主に発熱系の家電の対策を行った。
具体的には
・オイルヒーター
・浴室乾燥及び暖房
・IH
の3点を重点的に。
我が家ではこれらの家電が消費電力が大きく、
ちなみにドライヤーなどは消費電力こそ大きいが、 せいぜい数分しか使わない。
照明は長時間稼働するが消費電力は大きくないので重点対策からは 外した。
(ただし、 照明がLED化されていない家庭の場合は対策が必要であろう。)
このように、電気代対策をするなら
消費電力量と使用時間のかけ算の結果が大きそうなものを狙って行 くと良い。
①オイルヒーターの使用停止
これは書いていて恥ずかしいが、 電気代をなんとかしようと思うまでは
寝室でオイルヒーターを一晩 中つけっぱなしにしていた。
こんなでは電気代が跳ね上がるのは当然というもの。
オイルヒーターは室内が乾燥せず、排気ガスも出さず、
しかし、その性質上電気の消費量は半端ない。
おおよそであるがエアコンの暖房は1時間あたり18円ほど。
これに対してオイルヒーターは1時間で40円ほどの電気代がかか るよう。
私は毎日9時間くらい寝ており、 その間稼働していたので
これをやめるだけでもかなりの節電効果が ある。
代わりに寝る前に石油ストーブで部屋を暖め、
②浴室乾燥と暖房
冬は洗濯物が乾きにくいので、 曇りの日などは浴室乾燥を使って洗濯物を乾かしていた。
また、 お風呂が寒いので入浴前に浴室暖房で風呂場と脱衣場を暖めていた 。
これらを使用中止にした。
洗濯に関しては外に干せない日は、 洗濯機の乾燥機能を使いその後室内干しとした。
浴室乾燥を1時間起動させる電力と洗濯機で洗濯と乾燥をする電力 がほぼ同じくらいらしい。
洗濯機の乾燥だけでは湿っぽさが少し残るのでそのあと少し部屋干 しする。
石油ストーブで空気が乾燥した部屋では多少湿った程度の洗濯物で あればすぐ乾く。
これでついでに部屋の加湿もできるので加湿器の電源もoff。
浴室暖房は我慢すると健康リスクが高い。
浴室暖房ヒーターの代わりに暖房効率の良い石油ストーブに切り替えた。
以前は暖まるまでに30分~ 1時間くらいかかっていたがストーブなら10分程度でポカポカで ある。
③IH
料理のために必須なので我慢はしたくない。
少しだけ工夫をしてみる。
例えば汁物を少し暖めるだけなら電子レンジの方が効率が良い。
また、 暖房器具を新調したいタイミングだったので
頭でお湯を沸かせるタ イプのストーブを導入した。
これがとても優秀である。
煮込み料理など長時間IHを使ってしまいそうなものも、
汁物を少しの時間あたためておきたいときは鍋を少しずらして置い ておけば
煮立たずに保温できる。
先日は大雪でひまだったのでストーブ上でじっくりカレーを作った 。
普通に美味しかった。
ストーブの上は体感で中火くらいの火力はあるので、
揚げ物やパラパラチャーハン等を除けば大抵の料理はIH無しでで きてしまいそう。
今後に期待である。
節電の結果
上記の施策を打った結果、1月の請求額は…
2万7千円
でした。
使用電力量も1373kwから685kwへ。
電力単価の低下もあったようですが、 やはりオイルヒーターの使用を止めたのが大きいかと。
浴室とIHに関しては月の後半から始めたので来月はもう少し電気 代抑えられるかな?
と、思っていたら4月から東北電力で3割値上げのニュースが…
浴室とIHの分は相殺となりそうだ。
まとめ
電気代は少し意識するだけでかなり減らすことができた。
しかしそれにしても、今回の値上げは非常にきつい。
個人的には消費税の5→10%への上昇よりキツイなと感じる。
みなさんそうだと思いますが、
今回の値上げに関してはかなり対策をやりきっても値上げ幅に負けてしまい
負担が重いままと感じる。
最終手段は家にいる時間を極力少なくすること。
例えば休日は図書館にこもるとか?
1日中外を散歩しているとか?
それはそれで有意義な休日になるかもしれない。