本田技研工業(7267)新規買い付け:電動化戦略の「現実路線」への修正を好機と捉える
昨今の不安定な世界情勢と戦略の見直し発表。
これらが重なり本田技研工業(以下、ホンダ)の株価が大きく下落していた。
私自身、この調整局面を一つのチャンスと捉え新たにホンダ株をポートフォリオに組み入れてみた。
今回の購入に至った背景と、投資家としての視点、
そしてホンダという企業が持つ潜在能力についてまとめてみます。
1. 市況と株価下落のメカニズム:なぜ「14%」も下げたのか
直近1ヶ月、ホンダの株価は約14%の下落を記録した。
同期間のトヨタ自動車の下落率が約9%であったことを踏まえると、
市場全体や地政学リスク(イラン情勢等)による押し下げ効果を超えた
「ホンダ固有の売り材料」があったことは明白である。
その主因は、「2040年までの全方位EV・FCV化」という野心的な戦略の事実上の見直し発表にある。
当初、ホンダは世界のEV化の流行に乗って「エンジン脱却」を宣言した。
しかし、大方の予想通りというか、
現実にはEVシフトの減速、充電インフラの整備遅延などが立ちはだかり
さらには原材料価格の高騰などでEVの普及は大きくは進まず。
今回の見直しに伴う損失(埋没費用や設備転換等)は約2兆円規模になるとの観測もあり、これが短期的な嫌気売りを誘った形となっている。
2. 戦略見直しを「ポジティブ」に評価する3つの理由
多くのメディアが「EV戦略の挫折」と報じる中、私は今回の判断をむしろ
「経営の正常化」として歓迎すべきだと考えています。
① リソースの最適配分とHV(ハイブリッド)の再評価
ホンダのハイブリッドシステム(e:HEV)は極めて高い完成度を誇ります。
エンジンを主に発電に使い、モーター駆動をメインとするこのシステムは
静粛性と加速性能において北米市場でも高い評価を得ています。
無理なEV全振りを修正し収益性の高いHVや依然として需要の強い内燃機関のブラッシュアップにリソースを再配分することはプラス材料と考えられる。
② レアアースと経済安保
EVは一台あたりに使用するレアアースの量が膨大。
中国等による輸出規制リスクを考慮すると、過度なEVシフトは地政学的な首を絞めかねない。
HVであればレアアース使用量を抑えつつ環境性能を確保できるため
供給網の安定化という面でもプラスに働きます。
③ 開発の「無駄」を削ぎ落とす勇気
2兆円の損失は小さくありませんが、勝算の薄い領域に投資を継続し
さらに傷口を広げる「サンクコストの罠」に陥るよりは
今ここで舵を切る決断をした経営陣を評価すべきだろう。
まあ自分で勝手に広げた傷口ではあるのだが・・・
3. ファンダメンタルズの強固さと下値余地
投資判断を下す上で決定打となったのは、その圧倒的な「割安感」と「安全性」。
- 配当利回り5%超の衝撃 株価下落により、配当利回りは5%の大台を超えた。日本を代表する銘柄でこの利回りは、とてもお買い得。下値を支えるラインにもなると考えている。
- 潤沢な内部留保 約4兆円とも言われる内部留保は、多少の業績悪化では揺るがない財務基盤といえる。これだけの余力があれば、自社株買いまでは期待しないが配当維持くらいの株主還元は継続できるのではとの判断。
- 「二輪」というドル箱の存在 ホンダの最大の特徴は、世界シェア首位の二輪事業にある。四輪が苦戦する局面でも、アジアを中心とした二輪事業が安定した利益を叩き出す構造は、同業他社にはない「最強の保険」である。
4. 日産との比較
ここで、同じく苦境に立たされている日産自動車と比較してみる。
日産は北米市場において現在主流となっているHVのラインナップが決定的に不足しており販売面で苦戦を強いられている。
また、ホンダの二輪事業のような四輪以外の柱も持っていない。
好要素が全くない「あの日産ですら存続している」という事実は裏を返せば
優れたHV技術を持ち二輪で世界を制しているホンダが経営危機に陥る可能性は極めて低い
ということ。
5. マクロ環境:原油高と地政学リスクの捉え方
イラン情勢による原油高は一見ネガティブだが
自動車銘柄にとっては多面的な側面を持つ。
ガソリン代の高騰は消費者の関心を「燃費」へと向けさせる。
結果として、EVよりも安価で購入でき、かつ燃費性能に優れた
トヨタやホンダのHV車への買い替え需要を喚起する「追い風」となる側面がある。
もちろん、深刻な景気後退(リセッション)に至れば新車販売全体が冷え込むが、
それはどのセクターを選んでも避けられないリスク。
長期投資においては、こうした一時的なマクロの変動は考慮する必要がないというのが私の考え。
6. リスクと課題:注視すべきポイント
ホンダには長年の課題も存在する。
- 四輪事業の低利益率 「技術のホンダ」と言われながらも、四輪事業の営業利益率は競合のトヨタ等と比較して昔から低空飛行が続いている。今回の戦略見直しが単なる縮小均衡ではなく利益率の改善に繋がるかどうかが真の勝負所。
- レアアース規制の影響 HVもEVよりは少ないとはいえモーターに磁石(ネオジム等)を使用する。中国の輸出規制が激化すればコスト増は避けられない。代替技術の開発スピードが鍵を握る。
7. 結論:私の出口戦略
私は今回、以下の条件に該当しない限りホンダ株をガチホする方針。
- 再び「現実を無視したEV偏重戦略」へ回帰したとき(市場のニーズと乖離するため)
- 無配転落(投資の前提であるインカムゲインが消失するため)
私自身ホンダ車が好きで、自宅のガレージには2台のホンダ車が並んでいる。
好みはあるだろうがホンダのハイブリットは他メーカーと比較してかなり気持ちよく運転ができる。
それでいて燃費もかなり良く、トヨタのハイブリットに若干劣る程度。
私の車は17万キロ走っているが故障はゼロ。
父は30万キロを超えているが大きな故障はゼロ。
ユーザーとしてその製品の良さを肌で感じているからこそ今回の「現実路線への転換」は、企業がより長くより強く存続するための英断であると思っている。
株価が乱高下する今こそ企業の「本質」を見極めるチャンス。
5%の配当を受け取りながらホンダが蘇る日を気長に待とうではないか。
準備そのものが楽しいこともある
何かを達成しようとするとき避けて通れないのが「準備」。
でも正直なところ準備って大抵は
「あー、めんどくさいな」
って思っちゃうのが人間というもの。
例えばサーフィン。
波に乗るあの爽快感は最高だけどそこに行くまでが結構ハード。
重たい荷物を車に積み込んで
ピッチピチのウェットスーツに着替えて
ボードにワックスをヌリヌリ……。
正直、このプロセス自体は「作業」でしかない。
「早く海に入りたい!」という本番への期待があるからこそなんとか重い腰を上げられる。
でも、世の中には「準備そのものが、本番と同じくらい(あるいはそれ以上に)楽しい」ってパターンが存在する。
旅行は「計画中」がピーク説
その筆頭といえばやはり「旅行」じゃないだろうか。
「次はどこに行こうかな?」
とSNSで綺麗な写真を探したり
Googleマップを眺めながら
「このルートなら効率よく回れるな」
なんてニヤニヤしたり。
あの旅程を立てている時間はある意味で実際の旅行中よりもアドレナリンが出ている気がする。
パッキングもそう。
「これ必要かな?」
「これ持っていったら楽しそう」
なんて考えながらスーツケースを埋めていく時間はもう半分旅行に行っているようなもの。
この「あーだこーだ」と妄想を膨らませる準備期間があるからこそ旅のワクワクは数倍に膨れ上がる。
料理は「作るプロセス」がエンタメ
個人的には「料理」も準備が楽しいカテゴリーに入る。
普通は「食べるのがメイン」で作る方は「面倒な家事」と捉えられがち。
でも、ここを「準備そのものが楽しいもの」と捉え直すとキッチンは一気にエンタメに変わる。
お気に入りの音楽を流してリズムに乗りながらトントンと食材を切る。
あの包丁の音や食材を切る感触が意外と癒やし効果がある。
さらに、味見と称してビールやワインをちょっとひっかけたり。
「うーん、もうちょい塩かな?」
なんて言いながらスパイスを調整する試行錯誤はまさにクリエイティブな趣味そのもの。
食べる瞬間はもちろん幸せだけど
その「作っている時間」にこそストレス解消の鍵が隠れていたりする。
「過程」を楽しめたら、人生はもっとお得
忙しい日々を送っているとつい「結果」ばかりを追い求めがちになる。
「早く目的地に着きたい」
「早く完成品を食べたい」……。
でも、よく考えてみれば人生の大半って、何かの「準備」や「プロセス」でできている。
もし、その「面倒な準備」の中に、自分なりの楽しみを見いだせたら……。
それって、人生の「楽しい時間」がめちゃくちゃ増えるってこと。
人生のコスパが最高に良くなるということ。
「準備=我慢」
ではなく
「準備=前奏曲」
そんなふうに捉えられたら
毎日がもう少しだけ軽やかで豊かなものになるかも?
次に何か面倒な準備が回ってきたら
「これ、どうやったら面白くなるかな?」
と少しだけ企んでみようと思う。
ガソリン価格高騰に抗う我が家の戦略
イラン情勢の緊迫化に伴うホルムズ海峡の封鎖。
まずはじめにガソリン価格の上昇という形で影響が出てきた。
この状況が長期化すればその他の光熱費や物価の部分などもこれから影響が広がってくるだろう。
エネルギー価格の先行きが不透明な今、家計を守るために我が家で実践し始めた「エネルギー防衛策」を整理してみる。
1. 暖房エネルギーのシフト:灯油から電気へ
冬から春にかけてのこの時期、最もダイレクトに響くのが暖房用の灯油代。
これまでは灯油ストーブをメインに使っていたが、今後はエアコンの稼働比率を上げることにした。
電気代もいずれは上昇するはずだが、燃料調整費などの影響で家計に反映されるまでには数ヶ月のタイムラグがある。
真冬の寒さのピーク時はエアコンでは正直キツいが、幸い3月に入って寒さがマイルドになってきたので意識的にエアコンに切り替えていこうと思う。
2. 「利便性」より「燃費」重視の車両運用
我が家には、家族で使いやすいコンパクトミニバン(燃費 20km/L)と、走りの良いセダン(燃費 25km/L)の2台がある。
これまでは子供を乗せる際の利便性を考えてミニバンを選ぶことが多かったが、背に腹は代えられない。
これからは燃費に優れるセダンを優先的に運用する。
チャイルドシートへの乗せ降ろしなど多少の手間は増えるが、リッター5kmの差は積もり積もれば大きな節約になる。
まぁ、乗り心地はセダンのほうが圧倒的に良いから荷物さえ載れば移動中に関しては快適になるので良しとしよう。
3. 「自転車」という最強の代替手段
最も効果的な節約は、そもそもガソリンを使わないこと。
通勤や近所への買い物など、数キロ圏内の移動については積極的に自転車を活用する。
ガソリン代を浮かせられるだけでなく、運動不足の解消や健康維持といった副次的なメリットも期待でき一石二鳥の対策と言える。
4. 見えない「ガス代」への先制防御
ガス価格についてはまだ不透明な部分が多いが、光熱費全体が底上げされるリスクは高い。
そこで、今のうちから浴槽にお湯を張る回数を少し減らすなど、生活習慣を微調整し始めた。
「お風呂は贅沢品」という意識でシャワーを効率よく使うなど、エネルギー消費全般にシビアに向き合っていく。
今後の展望:長期化への懸念
個人的には、仮にガソリンがリッター300円という異常事態になったとしても、他の固定費を削るなどの「バッファ」は確保しているつもり(酒代など)。
そのため直ちに家計が破綻することはないと考えている。
とはいえ長期化はカンベンしてほしい。
燃料費そのものに加え、それが波及してもたらされるあらゆる物価の上昇。
これから暖かくなるにつれ灯油代の負担は一度消えるが、この情勢が来年の冬まで長期化すれば、家計へのダメージは今とは比較にならないほど重くなるだろう。
とりあえず今はまだ「序の口」と捉え、今のうちにエネルギー効率の良い生活スタイルを定着させておきたい。
中東情勢とテレビの報道 〜ネットで情報を拾える時代で良かった〜
毎朝7時半
朝食を口に運びながらテレビをつけるのが習慣になっているけれど、
最近はどうにもやりきれない気持ちになる。
画面の向こうで繰り広げられているのは
芸能人の誰それのインタビューだとか、どこかのアイドルが新曲を出しただとか
そんな話ばかり。
いや、そういう番組があってもいい。
朝から明るい話題を届けたいっていう理屈もわからなくはない。
でも、主要4局のどこにチャンネルを回しても同じようなエンタメ情報が流れているのはどうなんだろう。
正直、「どこに需要があるの?しょうもな。」と思ってしまう。
今、中東では後で歴史を振り返ったとき「あの時が大きな転換点だった」
と言われるような重たい出来事がリアルタイムで進行している。
世界を揺るがすような地政学的な変動が起きているというのに
日本の朝の地上波を見る限りまるでそんなことなど存在しないかのよう。
私の住んでいる地域ではテレ東が映らないのだが
あそこならもうちょっとマシな番組を流してくれているのだろうか?
もし主要局が少しでも「今、世界で何が起きているか」を伝えようとする気持ちがあるのなら、
せめて一局くらいは朝の30分を国際情勢の解説に充ててもいいはずだ。
ニュースを見たところで、私にできることなんて何もないだろう。
だからといって無関心でいていいわけじゃない。
心理学的には朝から暗いニュースを見るのはメンタルに良くないらしいけど。
それでも今この瞬間に歴史が動いているならその事実は知っておきたいと思う。
「もしインターネットがなかったら」と想像してゾッとした
情報源がテレビしかなかったら、私は海の向こうで起きているこの激動を何も知らないまま過ごしていたかもしれない。
芸能人のスキャンダルや流行りのスイーツを「世の中のすべて」だと思い込まされていたかもしれない。
幸い、今はネットがある。
自分の指先ひとつで海外のメディアや現地の生の情報にアクセスできる。
テレビが報じないなら自分で調べればいいだけの話だ。
情報を「与えられる」のを待つのではなく
自分から「拾いにいける」時代で本当に良かった。
でも、それは同時に自分から動かない限り大切な情報から切り離されてしまうということでもある。
テレビという巨大なメディアがその役割を放棄してエンタメに逃げている現状は
やっぱりどこか歪んでいる気がしてならない。
昨今オールドメディアとして批判の矛先となっているテレビであるが
ただ古いという理由だけではなくて、ちゃんと批判されるべき理由があって批判されているのだと改めて感じる今日この頃であった。
尿酸値を下げる方法
「あーあ、やっぱりか……」
手元にある健康診断の結果表。
今年も概ね良好の結果となったが気になる項目が1点。
「尿酸値:7.4」という数字。
基準値は7.0以下だが医師が言うには
「まあ遺伝的な要素が大きいし積極的に治療するほどの数値ではないから様子見かな」
といった感じで私が患者さんに相談されても同じようなことを言うと思う。
しかし、自分のこととして考えるとわずかな可能性でも痛風の激痛をくらうとか嫌だなとか思ったりする。
まあなんでもない時に発作がくるならまだいいけど、
サーフィン中とか命に関わるし、1人シフトの時とかだと薬局を閉める自体になりかねない。
37歳。
体力の衰えも少しずつ感じ始める年頃。
この「尿酸値」という不穏な数字と、真面目に向き合ってみることにした。
「尿酸値を下げる」戦略を整理してみよう。
そもそも、なんで上がった?
原因なんて、心当たりしかない。
仕事終わりのビール。
あの「プシュッ」という音と一緒に流し込む一杯は、
一日の労働への唯一の報酬みたいなものだった。
尿酸っていうのは体内の「ゴミ」みたいなもの。
細胞の核にあるプリン体が分解されてできる燃えカスだ。
これが体内に溜まりすぎると関節の中で結晶化して
白血球がそれを敵と見なして攻撃を始める。
それがあの「風が吹くだけで痛い」という地獄の正体。
尿酸値を下げるには「入れる量を減らす」か「出す量を増やす」か
その両方をやるしかない。
戦略1:飲み物と食事の「再定義」
まず、一番の天敵はアルコールだ。
「ビールはプリン体が多いから、ウイスキーや焼酎なら大丈夫」
なんて世間では思われていたりするけど、それは半分正解で半分間違い。
アルコールそのものが体内で尿酸を作らせる働きを強め
さらに尿からの排出を邪魔してしまう。
ここを炭酸水か、ノンアルコール飲料に変えてみる。
大好きなブラックコーヒーは継続して問題ないよう。
コーヒーには尿酸値を下げる効果があるというデータもあるらしい。
香りを楽しみながらゆっくり過ごす時間が残されるというのはありがたい。
次に食事。
プリン体ゼロを目指すのは現実的じゃない。
「プリン体を多く含むものを食べすぎない」というのと
「野菜を食べて尿をアルカリ性に傾ける」との戦略を並行してやっていく。
尿酸は酸性の尿には溶けにくいけどアルカリ性に傾くと溶けやすくなって
体外へ出やすくなる。
海藻、きのこ、ほうれん草、キャベツ。
このあたりは元々好きなので意識して摂るようにしよう。
戦略2:水分補給は「循環」の要
「水を1日2リットル飲む」
モデルみたいだけど、尿酸値が高い人間には必須のタスクとなる。
血中の尿酸を薄めて尿として外に出す。
シンプルな物理作戦。
一気に飲むのはきついから仕事の合間等にこまめに飲んでいく。
戦略3:ストレスと運動の「バランス」
実は、激しい運動も尿酸値を上げる原因になる。
筋肉を激しく使うと筋破壊の結果プリン体が流出するため。
尿酸にフォーカスするなら、ハァハァ言うような筋トレやダッシュじゃなくて
じんわり汗をかく程度のウォーキング等の有酸素運動が良いよう。
これが地味に嫌だなと思う。
ランニングとかウォーキングってつまんないし。
運動といえばサーフィンは好きだけど・・・。
サーフィンて見た目に反して結構ハード。
筋力維持の観点からも有酸素運動だけでは別のところで弊害が出てきそうなので、
運動習慣は変えるつもりはない。
あとはストレス。
「ストレスが溜まると尿酸値が上がる」というのは、
個人的には意外であったがそういう報告があるよう。
とはいってもストレスってコントロールできるならとっくにしているし
これも改善の余地はないのかなと考えてしまう。
できることといえば、ストレスを感じたら意識的に深呼吸をして肩の力を抜く。
そんな程度かな。
結局、何が一番大事か
こうして考えてみると、尿酸値を下げるためにできることって禁酒のみな気がする。
水分はこれまでも結構摂ってたし、プリン体を多く含む食事はそもそもそんなに多く摂ってない。
運動とストレスに関してはすでに記載した通り。
とはいっても禁酒は一番効果が大きそうなところなのでこれから頑張ってみよう。
失敗した個別銘柄:トライアル ― 「前提」を信じきれず失敗した事例
昨日は今のところ上手くいっている個別銘柄の事例を紹介したが、
上手くいくこともあれば上手くいかないこともある。
私の最近の失敗銘柄はトライアルホールディングス(141A)。
当時購入した時の価格は2400円あたり。
そこからまだ8ヶ月ほどしか経っていないが今の株価は4,000円を超えていている。
しかし、私のポートフォリオにその姿は無い。
もしあのまま持っていたら、
今ごろ16万円くらいの含み益が乗っていた。
「たられば」を言い出せばキリがないのが投資の世界ですが、
教訓になったというか失敗から学ぶこともあるので考えをまとめておきたい。
始まりは町にやってきた「勢い」だった
きっかけはすごくシンプル。
自分の住む町に新しくトライアルが出店するとの情報を入手したこと。
全国的に出店攻勢を強めていて元々気になってはいたが、
私が住んでいるところのような田舎にまで来るとのことで勢いを感じた。
それで、株価が2,400円くらいの頃にエイッと買ってみた。
勢いで買ったようなところもあるが、一番の理由としては
かつて勤めていた「ウエルシア」の成長期と似た雰囲気を感じたから。
ウエルシアの記憶が判断を狂わせた
ウエルシアの勢いも当時は凄まじかった。
新規出店と買収を繰り返して東証2部から1部へと一気に駆け上がっていった。
あの勢いを目の当たりにしていたからトライアルに関しても
「明らかな成長鈍化とならない限りガチホ」
→「プライム昇格のニュースが出たらそこで売る」
と、いたってシンプルな戦略でいけると思った。
でも、皮肉なことにその「かつての経験」が、
逆に私の判断を鈍らせることになった。
ウエルシアの時は1部上場するところまでは株価のパフォーマンスは非常に良かった。
しかし、そののちにハックドラッグを買収したというニュースで株価がドンと跳ねたもののそれ以降は株価は冴えなくなった。
ハックの買収のニュースがでたところがピークでその後は業績が伸びても株価はパッとせず、「材料出尽くし」という言葉をここで身をもって知りました。
西友のニュースと早すぎた指先
そんな記憶が頭の片隅にあった時、トライアルが西友を買収するというニュースが流れた。
案の定、株価は少し跳ね上がりました。
ここでウエルシアの頃の経験がなければ。
「お!ラッキー!!」
くらいで終わっていたかもしれないが、
「あ、これウエルシアの時と同じパターンだ。ここで売らないとまたパフォーマンスが停滞するかも」
なんて思ってしまった。
一応、ウエルシアの時は「1部上場→大型買収」だったので
まだプライム上場していないトライアルとは順番が逆だったのだが
トライアルの規模に対して買収額が巨額だったこともあり極端に警戒してしまった。
ニュースで株価が跳ねたことで数万円の利益が出ていたこともあって、
つい指が動いてしまいました。
当初の「プライム上場まで持つ」という約束を、自分自身で破ってしまった瞬間だった。
結局、信じきれなかったのは自分
結果は見ての通り。
確かにその後半年くらいは停滞したもののまた上昇基調に乗り、
トライアルの勢いは私の過去の経験則なんて軽々と飛び越えていきました。
結局、私は「トライアルという企業の未来」を信じるよりも、「過去の似たような経験」を優先してしまった。
投資において経験は武器になるけれど、時にそれは目の前の現実を曇らせるフィルターになってしまうこともあるんだと痛感した。
16万円の「授業料」を胸に
もし売っていなければ今ごろは16万円の含み益。
数字で見るとやっぱり悔しい。
でもこれも一つ勉強だったと思うことにしています。
「なぜあの時、自分の最初の戦略を信じきれなかったのか」
「過去の事例をそのまま今の銘柄に当てはめてよかったのか」
次に同じような勢いのある銘柄に出会った時は、
最初に決めたルールを信じてあげたい。
4,000円を超えたチャートを眺めながらそんなことを思っている今日この頃でした。
最近調子の良い個別銘柄:MTG(7806)に見る「前提」の力
投資って「いつ買うか」も大事だけど
それ以上に「売り時」がめちゃくちゃ難しいとよく言われる。
ちょっと株価が上がるとすぐに利益を確定したくなるし、
逆に下がると根拠もなく「いつか戻るはず」って持ち続けてしまったり。
そんな迷いをなくすためには、
やっぱり自分なりの「投資の前提」をしっかり持っておくのが大事なんだろう。
今回は自分のポートフォリオの中でもいい感じに育ってくれている
MTG(7806)について自分なりの考えを整理してみようと思う。
1. 2025年末、インフレの波をどう捉えたか
MTGを買ったのは2025年12月22日。
株価4,695円で100株。だいたい47万円くらいでのスタート。
長期で保有するつもりだったのでNISA枠で購入した。
当時の世の中はインフレが当たり前になってきて、
何でも値上げ値上げという状況。
そんな中でふと思ったのが
「これからは消費の二極化がもっと進むんじゃないか」
ということだった。
生活必需品は節約するけれど
本当に価値があるものや自分を高めてくれるものなら
高くてもお金を払う人は一定数いるはず。
MTGは「ReFa」や「SIXPAD」といったブランド力の強い商品を持っている。
こういうインフレ局面では中途半端なものより
しっかりとしたブランドがある商品の方が強い。
「インフレで全体的に物価が上がるなら高価格帯の商品の消費もむしろ盛んになるはず」
これが今回自分がこの銘柄を選んだ一番の「前提」だった。
2. 予想外の「プラスアルファ」で株価が跳ねた
それから約2ヶ月半。
2026年3月5日現在、MTGの株価はいつの間にか6,000円を突破している。
(この記事を書いているのが正午頃なので終値でこの水準を維持しているかは不明)
4,695円で買ったから含み益は13万円超え。
騰落率でいうと+27%くらい。
2ヶ月半での成績としては出来過ぎと言えるだろう。
正直、ここまで早く上がるとは思っていなかった。
この上昇のきっかけは自分が最初に考えていた「インフレによる売上増」ではない。
ここ最近の急騰を支えているのは有名企業や世界的なブランドとの提携ニュース。
MTGがただのメーカーに留まらず
いろんな分野と繋がっていくプラットフォームになるんじゃないか
っていう期待感が市場で一気に高まったんだと思う。
これは自分にとっては嬉しい誤算、いわば「ラッキーなボーナス」のようなものだ。
3. 「今は売らない」という自分なりのルール
株価が3割近く上がって利益も出ている。
普通なら「ここらへんで売っておこうかな」と欲が出るところだけど
今回はまだ売らないと決めている。
今の上昇はニュースによる期待が主導しているけれど
自分がこの株を買った本当の理由はあくまで
「インフレ環境での高価格帯消費の強さ」
にある。
ニュースで株価は確かに上がったが、その理由は最初の前提とは異なるもの。
じゃあいつ売るのか?
それは最初に立てた前提が崩れたときだと思っている。
- インフレが落ち着いた
- 高価格帯の商品の売上の伸びが明らかに落ちてきた
- ブランド力が落ちて価格を上げられなくなった
今のところこういう兆しは見えない。
むしろインフレ環境は続いているし、
ブランドの価値も高まっているように感じる。
新製品の投入も今後まだまだ続くよう。
期待で上がっているからといって焦って降りる必要はない。
4. 投資のプロセスを楽しむということ
世の中の流れを自分なりに考えて、銘柄を選んで、適切なタイミングで買う。
そして、日々の株価の動き(ノイズ)に振り回されるんじゃなく、
自分が信じたシナリオが生きているかどうかを確認する。
もし明日株価が大幅に下がったとしても、
自分の「前提」が変わらない限りこの株は持ち続けるつもり。
投資の面白さってただお金が増えることだけじゃなくて、
自分の考えと世の中の動きが答え合わせをしていく
そのプロセスそのものにあるのかもしれない。