準備そのものが楽しいこともある

​何かを達成しようとするとき避けて通れないのが「準備」。

 

でも正直なところ準備って大抵は

「あー、めんどくさいな」

って思っちゃうのが人間というもの。

 

​例えばサーフィン。

 

波に乗るあの爽快感は最高だけどそこに行くまでが結構ハード。

 

重たい荷物を車に積み込んで

ピッチピチのウェットスーツに着替えて

ボードにワックスをヌリヌリ……。

 

正直、このプロセス自体は「作業」でしかない。

 

「早く海に入りたい!」という本番への期待があるからこそなんとか重い腰を上げられる。

 

​でも、世の中には「準備そのものが、本番と同じくらい(あるいはそれ以上に)楽しい」ってパターンが存在する。

 

​旅行は「計画中」がピーク説

​その筆頭といえばやはり「旅行」じゃないだろうか。

 

​「次はどこに行こうかな?」

とSNSで綺麗な写真を探したり

 

Googleマップを眺めながら

「このルートなら効率よく回れるな」

なんてニヤニヤしたり。

 

あの旅程を立てている時間はある意味で実際の旅行中よりもアドレナリンが出ている気がする。

 

​パッキングもそう。

「これ必要かな?」

「これ持っていったら楽しそう」

なんて考えながらスーツケースを埋めていく時間はもう半分旅行に行っているようなもの。

 

この「あーだこーだ」と妄想を膨らませる準備期間があるからこそ旅のワクワクは数倍に膨れ上がる。

 

​料理は「作るプロセス」がエンタメ

​個人的には「料理」も準備が楽しいカテゴリーに入る。

 

​普通は「食べるのがメイン」で作る方は「面倒な家事」と捉えられがち。

 

でも、ここを「準備そのものが楽しいもの」と捉え直すとキッチンは一気にエンタメに変わる。

 

​お気に入りの音楽を流してリズムに乗りながらトントンと食材を切る。

 

あの包丁の音や食材を切る感触が意外と癒やし効果がある。

 

さらに、味見と称してビールやワインをちょっとひっかけたり。

「うーん、もうちょい塩かな?」

なんて言いながらスパイスを調整する試行錯誤はまさにクリエイティブな趣味そのもの。

 

食べる瞬間はもちろん幸せだけど

その「作っている時間」にこそストレス解消の鍵が隠れていたりする。

 

​「過程」を楽しめたら、人生はもっとお得

​忙しい日々を送っているとつい「結果」ばかりを追い求めがちになる。

 

「早く目的地に着きたい」

 

「早く完成品を食べたい」……。

 

でも、よく考えてみれば人生の大半って、何かの「準備」や「プロセス」でできている。

 

​もし、その「面倒な準備」の中に、自分なりの楽しみを見いだせたら……。

 

それって、人生の「楽しい時間」がめちゃくちゃ増えるってこと。

人生のコスパが最高に良くなるということ。

 

​「準備=我慢」

 

ではなく

 

「準備=前奏曲」

 

そんなふうに捉えられたら

毎日がもう少しだけ軽やかで豊かなものになるかも?

 

 

​次に何か面倒な準備が回ってきたら

 

「これ、どうやったら面白くなるかな?」

 

と少しだけ企んでみようと思う。