フリーランス薬剤師の必要性を改めて感じている今日この頃

最近の昇格でいくつかの店舗を自分が管理することになった。

自分が持っているエリアは運が悪いことに人が足りていないところ。

 

基本的に一店舗あたり常勤一人と日中にパート薬剤師を入れて営業を行なっている。

通常時で人がいる状態でピッタリというかギリギリ。

どの曜日もほぼ余剰人員がいない状態で回している。

 

よく言えば最大限効率が良い状態。

しかし、一人でも風邪などで欠員が出るとたちまち詰んだ状態になる。

これまでも何度か緊急欠員があったがその度どこかに無理を強いてなんとか今のところは耐え忍んでいる。

 

今のところ緊急で欠員になっているのがパートだから厳しいながらもなんとかなったが、もし常勤の誰かが体調不良などになってしまっては・・・

 

なので本来は何店舗かに1箇所くらいは余裕人員を抱えている状態にしておくべきだと思う。

まあ、そんなことを言っても上は動かないからどうしようもないのだけれど。

 

こんな状態でいつも思うのが、

「自分がやろうとしているフリーランスの薬剤師みたいなのがいたらな〜」

ということである。

 

フリーランス薬剤師はこんな需要に応えます〜①急な欠員〜

通常人員が皆出勤できる状態であればいいが、子供の行事や地域のイベントなどで通常シフトを埋められないパートが出てくることが多々ある。

 

そんな穴を埋めてくれるのがフリーランス薬剤師。

 

派遣のようにまとまった契約ではなく

「この日だけ」とか「この日の午前中だけ」といったスポットの穴埋めに使える。

 

自分がやりたいのはそんな感じ。

いくつかの薬局と契約しておいてそれぞれでスポットで欲しい場合にお仕事をいただくという形で。

 

今シフトを作っている際にも、「この曜日だけ欲しい」とか「この日の夕方から欲しいな」とかがめちゃくちゃある。

 

・日曜日に研修がある常勤に代休として平日1日の休暇を設けなければならない。

・来月に異動がある常勤がいるので異動先の店舗への挨拶と引き継ぎを行う日を埋める人員を確保しなければならない。

・コロナワクチンの接種のためお店を空ける常勤がいる。

 

など、来月もスポットで人員が必要な事案が多々ある。

上記は常勤分だけだがこのほかにパートの希望休埋めも相まってとてもではないがカバーしきれない。 

 

そんな時に、

「今月はこの日だけお願いします」とか「この時間帯だけお願いします」

と頼めるフリーランスがいたらなんと便利なことか。

 

会社側としもこのちょっとした時間だけを埋めるために人員を新しく入れるのは効率悪いでしょ?

だったら必要な時に必要な分だけ使えるフリーランスが最適解でしょう。

 

 

フリーランス薬剤師はこんな需要に応えます〜②欠員しがちな時間帯の穴埋め〜

シフトを管理していて思うのは

 

圧倒的に夕方の人員が足りない

土曜日の人員が足りない

 

ということ。

まあ当然である。

人員の半分以上がパートでほぼ主婦なのだからみなさん勤務できても夕方16時か17時程度まで。

 

常勤薬剤師はその時間から突然一人薬剤師状態となる。

概ね19時頃まで。

 

近隣の病院が18時までやっていれば処方箋は1時間程度ずれ込んで19時程度までしっかりやってくる。

 

そこを埋めるためには現状の方法だと

 

①常勤を一人入れる

②午後を埋められるパートの応募を待つ

 

である。

 

しかし①はとても効率が悪い。

なんせ夕方数時間の人員不足を埋めるためだけに1日分の人件費を払うのである。

 

②のような応募があればいいが、そんな都合の良い応募があれば今頃苦労はしていない。

ほぼ主婦であるパート薬剤師で夜まで埋めてくれるケースは皆無である。

 

そんな時、私が目指しているフリーランス薬剤師が役に立つ。

私であれば15時〜19時とかのスキマ補充でも喜んで受ける。

その代わりと言ってはなんだが、時給は多少弾んでもらうつもりだ。

しかしそれでも丸1日の人材を用意するより格安で済むだろう。

 

土曜日なども人員確保に苦労するところである。

しかし、私であれば土曜出勤は大歓迎!

どこも混雑する休日には仕事をして、レジャーや旅行は空いてる平日に行きたいと思う派であるからである。

 

フリーランス薬剤師はこんな需要に応えます〜③季節変動の対応〜

 

・冬に混む薬局

・花粉の時期に混む薬局

 

など、薬局ごとに混雑する季節にも特色があると思う。

 

通常これを常勤やパートで賄おうとすると年単位の契約となるためどうしても無駄が生じる。

 

冬に混雑するところでは夏に余剰人員が発生してしまうだろう。

花粉の時期に混雑するところでは夏冬あたりが同様に余剰となるだろう。

 

しかしフリーランスであれば、

「冬の毎週金曜日だけお願い」とか「3月の間だけお願い」

とか柔軟な人員補充の形が実現する。

 

フリーランス側としてもこのように特色のある薬局と複数契約をしていれば収益に困ることもないだろう。

 

まとめ

今の会社がフリーランス薬剤師との直接契約をしてくれるとは到底思えないが、本当に応援要員のようなフリーランスと自由に契約できればシフト作成が格段に楽になる。

会社としてもいちいち夕方の人員不足のために常勤を採用しなくてもよくなるのでかなり良い話ではあると思うのだが。

フリーになったら中小の薬局から少しずつ開拓できれば良いなと思う。