高校無償化とか大学無償化とか上手く活用していくには若いうちに資産形成すべし
最近「非課税世帯への補助」ってのがとっても目につくんですよね。
自分性格悪いなと思いつつ、毎月の給与明細から引かれている額を見てしまうと
「税金払ってない人が優遇され、払ってる人が支援を受けられないのはおかしい」
と思ってしまうわけです。
まあ、所得制限とか無しにみんなにやっちゃうとそれだけ財源が必要になるわけで。
そうなると結局増税となってしまうから最低限必要なところへというのは効率が良いわけなんだけど。
やっぱり税金払った分サービスも受けたいと思うのが人の性というものじゃないですか。
(「お前の払ってる税金なんて鼻くそだよ」という富裕層の方や「薬局で働いてるなら税金で食ってるようなもんだろ」といった鋭い指摘をされる方の意見はひとまず横におきます。)
そこで考えた今後の戦略。
子供が高校入学する頃にはフルタイム労働が必要ない状態にする
あと14年くらい?
その頃わたくし49歳。
その間に資産を増やして子供が高校に入る頃に仕事を調整して年収を減らし、無償化の対象になろうという作戦である。
さて、その要件はというと・・・・
公立の一番低い年収要件で910万円!!!!!
い、いやオラの収入では全然心配なくフルタイムで働けるダ。
共働き再開しても絶対に届かねえ。
なんなら私立でも問題なくだわ。
まあ、あくまで現時点の話で14年もあれば制度がどうなるかわからないが。
ただ、最近の流れを見ると子育て関係に関して改悪は無さそうな。
政治批判が強くなるし、なんなら所得制限も無くせって声も大きい。
財源の面でも急速な少子化で子供の数が少ないから補助拡充してもかつてほどお金かからないだろうし。
ということで諸々考えると高校時点では仕事調整の必要は無さそうだ。
大学無償化を狙う
順調にいけば約17年後。
その頃わたくし52歳。
どうやら大学無償化に関しては2025年から所得制限が撤廃されるようだが、それは3人以上の多子世帯のみ。
2人以下では今まで通り住民税非課税世帯のみ。
うちは3人も育てられる気力も体力も無いので多くて2人。
大学が無償化になるからといって子供増やそうと思わないし、やっぱり少子化対策ってズレてるんだよねと実感する。
本気で少子化なんとかしたいなら結婚する人増やさないと。
結婚する人増やすには高齢者から金取って若者に配ること。
金を動かすだけじゃなくて企業の役職ポストなんかも若い世代に移す。
医療に関しては窓口負担1割は少なすぎる。みんな3割で良いでしょ!
年金にしろ医療費にしろめちゃくちゃ得してきてる世代なんだから人生の最後くらいちょっと多く負担しろよって感じ。
多くって言っても現役世代と同じだからね。
話は逸れたが大学無償化の所得要件は、
補助される額は以下
ものすごくざっくり言うと、
年収270万円以下にしておけば年140万円の補助がある
ということらしい。
140万円を手取りで得るには年収で180万円くらい稼がなきゃなので、年収をギリギリ270万に抑えれば実質年収450万円相当の生活感となる。
450万といったら日本人の平均年収とほぼ同じ。
フルタイムで働いて場合によっては残業して頑張った結果が非課税世帯と同じ生活水準ということだ。
やっぱり一生懸命働いている人たちはなかなか納得できないよね。
ということで、私は大学無償化に関しては満額対象を目指していく計画です。
大学無償化を阻む壁〜資産制限をどうする?
子供が大学に入る頃には働かなくても大丈夫なくらいの資産を作って、仕事辞めて住民税非課税世帯になって、無事大学無償化ゲットー!!!
なんてこと考えていたのだが
どうやら大学無償化に関しては所得制限だけでなく資産制限なるものもあるよう。
現状では金融資産2000万が線引きのラインのよう。
2000万なら普通に倹約していたらいってしまう。
おそらく資産とカウントされるものはすぐに現金化できるもの。
現金、金、株、債券などだと思う。
なので無償化への戦略としては不動産を買ってカウントされる資産を圧縮することか?
住宅ローン等で買った家まで資産とカウントされてしまっては国民や建設業界等から不満が出るであろう。
おそらく不動産は対象外となると思う。
①自宅のリフォームで資産圧縮
子供が大学行く頃には我が家は築50年程度になる。
圧縮したい資産の規模に応じてリフォームをするか。
建て替えてしまうか。
或いは、どこか住みたい地域が出てくればそこで中古物件でも探すか。
進学先=住みたい場所
となればそこでまた家を買うのも良い。
子供にウザがられるかもしれないけど・・・
②別荘を買って資産圧縮
資産価値の落ちなさそうな別荘等を買うという選択もある。
入学前に購入して資産を圧縮し、子供が大学を卒業する頃に売る。
もしくは気に入ったらそのまま持ち続けてもいい。
4年程度のスパンであれば比較的相場を予想しやすいとは思うが甘いかな?
民泊みたいなのをやって収入を得るのも良いだろう。
軌道に乗ればそのまま続ければいいし、上手くいかないようなら4年後に売却すればいい。
③在学中に住む部屋を借りるのではなく購入する
通常であれば子供が大学で生活するための部屋は借りるものだろう。
そこを敢えて買ってしまうのである。
借りるとなった場合、娘は♀なのでセキュリティ面を考えると家賃は最低6万円はするだろう。
都心部に近ければもっともっと家賃は上がっていくだろう。
そうなると4年通えば家賃は288万円〜
だったら中古マンションあたりを購入してそこに住んでもらって卒業時に売る方が良さそう。
マンションの購入によって資産の圧縮をして、大学無償化ゲット。
そして4年後に売るのだが288万円以上値が下がってなければ儲けもん。
仮想家賃分のアドバンテージがある分勝てる可能性の高い不動産投資である。
大学近くのそれらしい物件であれば同じようなことを考える人(入学者の親)がいそうで、そんな人を見つければ売却もスムーズにいきそう。
現時点での最適解はこれかな?
まとめ
高校と大学の無償化の内容を調べてみたが結局調整が必要なのは大学の時のみとなりそう。
まあそれも資産が2〜4千万程度だった場合の話でもっと大きくなっていた場合、2000万まで圧縮するのは逆に勿体無いのでその場合は潔く無償化を諦めるか。
将来この制度がどうなってるか分からないしそもそも子供が大学まで行くかどうかも分からないが、こういう妄想をしているのが楽しかったりする。
うまく国を出し抜いてる感というか。
完全に自己満足だけど。
節税のために高級外車を買う中小企業の社長とかも同じ気持ちなんじゃ無いかな?
あと、全然関係ないけど40歳から介護保険料の天引きが始まるので本当は40歳から仕事量減らしたかったな。
やはり若いうちからの資産形成は大切である。