お金の話〜資産運用について〜

フリーランス+資産運用のセミリタイア 生活を目指すとか言っておきながら全然資産運用のことを書いてなかったのでちょっとだけ書いてみようと思います。
 
大したことはやっていません。
積立が中心です。
 
・つみたてNISAを利用して年約40万(月3.3万くらい)
・そのほかに17000円ほど楽天証券で投信つみたて
・勤務先の福利厚生の持株会で自社株5万円分を毎月つみたて
個人年金保険に月2万
確定拠出年金24000円/月(半分は会社負担)
・上記で余った分を貯金もしくは個別株を買う
 
と言ったスタイル。
これらを合計して今のところ1000万円ちょっとの資産になっています。
 

投信のつみたて

 
楽天証券を使っています。
つみたてNISAの枠を目一杯使い、そこからあふれた分を特定口座で買い付けています。
計5万円/月。
 
なぜ5万円なのかというと、区切りがいいから・・・
では無く、5万円までなら楽天クレジットカードで投信を買うと1%のポイントがつくからです。
 
5万円買えば毎月500円分のポイントがつきます。
一般的に換金性の高い商品はポイントがつくことがないのでこれは非常にお得です。
お得すぎるので上限5万円までの制限が付いています。
制限がないと100万円分の投信を買って1万ポイントもらってすぐ売却なんて錬金術があっという間にできてしまいますからね。
 
買付商品は
eMAXIS Slim 米国株式 S&P500」
「ニッセイ外国株式インデックスファンド」
「ひふみプラス」
 
の3商品。
米国S&Pが7割とその他2つで3割の投資割合です。
ニッセイ外国株式インデックスの方にも米国が入っているのでかなり米国に偏っています。
 
今後も米国が世界の経済の先頭にいるという状況は変わらないでしょう。
人口もまだ増え続けています。
資本主義の世界ではお金のあるところにお金が集まります。
結局米国にお金が集まり米国が成長していくということになるでしょう。
 
日本にも頑張って欲しいですが人口や言語などの問題でグローバルで勝っていくことは難しいでしょう。
可能性は低いですが万が一日本経済が高度成長期のようにいい感じになったとしても、その恩恵は日本に住んでいれば得ることができますし。
結果として日本株は資産形成という観点からは買う必要性がありません。
 
逆に既定路線ともいえる日本経済が落ちていくというシナリオだと、相対的に円の地位も落ちていくでしょう。
そうなると外国の資産を持っている方が、より有利になると考えています。
 
「それでも日本にだって成長している企業はあるだろう!」
という意見もあるとおもいます。
自分もそう思いますしそういうところには頑張って欲しいので、少しだけアクティブファンドのひふみプラスを買っています。
ひふみは主に国内(一部海外)の有望な企業に投資している投信で、アクティブ型の割りには手数料もそこまで高くないです。
このコロナ禍の1年間では米国指数にも負けず、自分が保有している商品の中で一番いい成績をおさめてくれました。
日本にもまだまだいい企業はたくさんあるということです。
 
 
 

持株会

 
自社株を買うことについては賛否両論あるようです。
 
反対意見としては主に
 
「リスクの分散が効かないから」
その会社の業績が傾いたら株価の下落と給料の減少のダブルパンチをくらってしまうだろう。
もし会社が倒産したら職を失う上に株券も紙屑になる。
 
というもの。
 
 
いろんな条件によるとは思いますが、私の会社では株価が下落した場合の損失は会社が補填してくれることになっています。
さらに積立金には8%のインセンティブもつきます。
私は月5万円積み立てているのでその8%の4000円のオマケを会社がつけてくれます。
つまり少なくとも8%分は絶対に勝てる投資ということになります。
 
もちろんこんなもの倒産でもすれば全てパーになるのでしょうが、現状そのリスクは限りなく低いと考えています。
コロナの前も後も増収増益が続いていますし、今期(2021年度)は業績の上方修正も発表しています。
仮に会社からなんらかの不祥事が出たとしても、必需品セクターのため倒産に追い込まれるような業績の落ち込みが起こるとは考えにくいでしょう。
 
結論として今の会社の持株会は
「(限りなく0%に近い)倒産というリスクを受け入れれば確実に8%は勝てる投資」
ということになります。
 
実際の株価はというと、拠出金に対して1.5倍程の評価額になっているので順調といえるでしょう。
ドラッグストア株はここ10年ほどはずっと上昇基調で(日本株全体がそうといえばそうですが)、大手のところでは概ね株価5倍程度になっていることが普通のようです。
中には20倍なんてところも。
 
この辺の数字をみると自分の成績は見劣りしますが、ドラッグストアの急成長は2010年代半ばあたり。
私はこの10年間のうちで株価の上昇がマイルドになった後半から投資を始めてるので1.5倍程度の上昇に落ち着いています。
 
世間一般的な持株会の話をしますと、
・株価下落時の補填が無い
・拠出金に対してインセンティブが無い
・倒産のリスクが心配
 
などの条件だった場合、冒頭の反対意見の通りリスク分散の観点から私もやらないと思います。
 

個人年金保険

 
これはやっていて正しいのかどうかわかりません。
積立金は月に2万円。
死亡や重度障害時には家族へ1100万円が支払われます。
満期になると積立金の約140%程度が受け取れます。
 
始めたきっかけは年末調整で保険料控除が利用できるようになるから。
といっても、あとで知ったことですがせいぜいそれで戻ってくるのは1万円ちょっととかなんですよね。
 
ネット上ではこういった商品については否定的な意見が多いですが、将来の備えにもなりますしもしもの時の保険にもなりますので自分的にはいいと思うのですが・・・
 
・そのお金を株式投資に回した方が利率がいい
→確かにそうかもしれないですが株に保険機能はありません。
 
・インフレに弱い
→インフレになっていれば保有株式や投信が上がっているはずなので、個人年金保険の方で多少損しても問題ない。
 
・長い間資金拘束され、途中解約すると元本割れする
→途中解約はしない。どうしても解約が必要という様な状況になっていたらそもそも生活保護とかを利用するであろう。
 
他にも色々反対意見がありそうですが、自分はそこまで大きなデメリットを感じないのでこのまま続けていこうと思います。
 
 

確定拠出年金

 
これはとても助かりますね。
会社が毎月12000円も拠出してくれています。
自分でも拠出可能額の上限である12000円を給与から天引きで拠出していますが、その分は所得控除となります。もっと拠出できるなら本当はもっと積み立てたいですね。
フリーランスになったらこの枠はiDeCoに変わっていくでしょう。
 

個別株投資

 
上の項目までで余ったお金は貯蓄したり個別株の購入資金などにまわります。
個別株はキャピタルゲインを狙うものでも配当金を狙うものでもなく優待目当てです。
 
値上がり益を狙うのは様々な労力が要りますし、うまくいったとしても税金がかかります。
配当金も同様に税金が取られます。
なのでそれ目当ての投資はやる気が失せてしまいます。
 
しかし、優待は税金が掛からないのでその点で気に入っています。
今はJT(2914)、KDDI(9433)、オリックス(8591)、 TOKAIホールディングス(3167)、JPX(8697)あたりを持っています。
これらは優待+配当金も結構出してくれ、株価も比較的安定しているのでお気に入りです。
JTはここ何年も下落トレンドでしたが、コロナで暴落した時に買付け、その後下落は落ち着いたので損失も出ておらずラッキーでした。
 
まあ、こちらはオマケ程度でメインはインデックスファンドの長期投資になります。
 
 

まとめ

資産運用というと「難しそう」「面倒臭そう」というイメージを持っている方が結構いるかと思いますが私は初期設定したら基本は放置型です。
相場に右往左往踊らされるようなやり方よりこの方が運用成績も良い場合がほとんどのようですしね。
資産運用初心者の方でもNISAやiDeCoは国も進めている制度なので始めやすいと思います。
この辺から相場に慣れていくのが良いと思いますね。