ハワイアンズで有名ないわき市は本当にハワイであった


先日、いわき市の豊間海岸へ遠征してきました。

 
南相馬暴風警報が出ていてサーフィンできそうになく、いわきのほうは落ち着いていそうだったので。
 
豊間は四倉などと並びいわき市で非常にメジャーなポイント。
 
ここの波はパワフルでサイズも大きめなことが多い。
 
無料駐車場、トイレ、水道完備で快適にサーフィンできます。
 
 
と、ここまでは今まで何度か訪れて知っていたのですが今回初めて気づいたことがあります。
 
 

ここは南国か?

いつもは南相馬の北泉に入っており、この時期はブーツがないと寒いので同様にブーツを履いて入水した
 
すると、
 
「あれ?水が冷たくない。」
 
想像と違いすぎたので、お湯なのではと感じてしまったほど。
 
いわきは確かに南相馬より南だが
同じ福島県内だし距離でいうと70km程度しか離れていない。
 
それなのに異常に暖かいのである。
 
後で調べてみたらその日の南相馬市の海水温は11℃てに対し、いわきは17℃。
 
その日たまたまではなく向こう一週間そんな感じのよう。
 
この時期の6℃の差は大きく、当然ブーツなど履いていたら暑かった。
 
同じ日の水温比較をしてみると、
そこから120km程南の茨城県鹿嶋市は15℃
250kmも南の鴨川市で16.5℃
 
千葉県の南房総とほぼ同じ。
 
どうりで暖かいと感じるわけである。
 
なんでだろう?
 
理由を考察した。
 
 

理由①:東北のハワイだから?

いわきはハワイアンズで有名である。
 
また、町の至るところにヤシの木が植樹されている。
 
いわき市全体でハワイを押している。
 
このため海もその気になって温かくなってくれていると考えられる。
 
温度だけでなく、透明度もなかなか高かったという点も考慮するとこの説はかなり有力である。
 
 
 

理由②:暖かいものが流れ込んでいる?

 
いわき市内の別のポイントであるが、
火力発電所の温排水が流れていて温かくなっていると聞いたことがある。
 
その影響で温かくなっている可能性がある。
 
しかし、このポイントとは20km以上離れている。
 
すぐ近くならまだしも大海原に対して発電所が出す温水の影響などたかが知れている。
 
他の可能性として温泉はどうだろう?
 
いわき市は温泉が有名で至るところに温泉旅館やがある。
豊間ポイントの近くにも日帰り温泉施設がある。
 
海底から温泉が湧き出ているのかも?
 
 

理由③:海流の関係?

暖流と寒流の通り道の関係で温かくなっているとも考えられる。
 
ということで海流を調べてみたが、暖流の親潮は列島に沿って南から流れてくるよう。
 

 

日本海学推進機構HPより引用

 

 
 
図のように暖流は横やり的に入ってくるわけではないようで、
これだと南から順に温かくなりそう。
 
この説だと茨城の方が冷たい理由の説明がつかないのでこれは無さそうだ。
 
 

まとめ

やはり、海水が温かいのはハワイだからだろうか。
 
そういえば近年いわき市で伊勢海老がよく水揚げされるようになったようだ。
かつては北限が茨城県であり、この変化にも海水温が関係しているよう。
 
以前にいわき市への移住も考えていた私としては羨ましい限りである。
移住検討時にこのことを知っていたらもしかしたら移住先が変わっていたかもしれない。
 
(↑いわき移住を考えていた頃の記事)
 
いずれにせよ、この冬はいわき市へ足繁く通うことになりそうだ。
 
ちなみに帰りはハワイアンズの温泉へ。
株主優待でもらった入場券が一枚余ってたので贅沢に利用させてもらいました。
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